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キャンプチェアの選び方|ハイバック・ローチェア・コンパクト比較

キャンプチェアの選び方|ハイバック・ローチェア・コンパクト比較

2026-03-29campdb編集部
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キャンプチェアの選び方|ハイバック・ローチェア・コンパクト比較

キャンプの快適さを大きく左右するアイテムのひとつが「チェア」です。焚き火を囲む時間、食事のひととき、星空を眺めるリラックスタイム——どんな場面でも、自分に合ったチェアがあるとキャンプの満足度が格段に上がります。

この記事では、キャンプチェアの主要タイプの特徴と選び方、予算帯別のおすすめ、さらに車中泊での活用法まで詳しく解説します。

キャンプチェアの主要タイプ

ハイバックチェア

背もたれが高く、頭や首まで支えてくれるタイプです。長時間座っても疲れにくいのが最大のメリット。ファミリーキャンプや、のんびりタイプのキャンパーに人気があります。

特徴

  • 座面が高め(地面から40〜50cm)
  • 背もたれが頭部まで届く
  • 収納サイズはやや大きい(長さ80〜100cm程度)
  • 重量は2〜4kg程度

ローテーブルよりもハイテーブルとの相性がよく、食事や作業がしやすいのもポイントです。

ローチェア

座面が低く(地面から20〜30cm)、焚き火に近い位置に座れるスタイルです。焚き火台の高さに合わせて選ぶ人も多く、「焚き火用チェア」として認知されています。

特徴

  • 視線が低く、焚き火との距離感がちょうどよい
  • 重心が低いので安定感がある
  • ゆったりとした座り心地
  • 組み立てに少し手間がかかるものも多い

焚き火を囲む仲間との会話も弾みやすく、「キャンプらしさ」を感じたい人に向いています。

コンパクト・軽量チェア

登山やバイクツーリング、ソロキャンプ向けに設計された軽量チェアです。最近は素材の進化により、300〜600g台の超軽量モデルも登場しています。

特徴

  • 収納時のサイズが小さい(30〜50cm程度)
  • 重量が軽い(500g〜1.5kg)
  • 耐荷重は80〜100kg程度
  • 座面が小さめで長時間の使用には向かない場合も

テント泊縦走や自転車ツーリングのサブアイテムとして使われることも多いタイプです。

ロッキングチェア

アームレストが弓形になっており、前後に揺れる機能を持つチェアです。設営が完了したあとにひとりでゆったり過ごすシーンに最適。

選び方のポイント

1. 用途とスタイルで選ぶ

「何をしながら座るか」を最初に考えましょう。

用途 おすすめタイプ
焚き火メイン ローチェア
食事・作業メイン ハイバックチェア
ソロ・軽量重視 コンパクトチェア
読書・昼寝 ロッキングチェア / ハンモックチェア

2. テーブルの高さとの相性

チェアとテーブルの高さが合っていないと、食事が食べにくかったり、腰が疲れたりします。一般的に、テーブル高からチェアの座面高を引いた「差尺」が25〜30cmになるのが理想です。

  • ハイテーブル(70〜80cm)→ ハイバックチェア
  • ロースタイルテーブル(40〜50cm)→ ローチェア

3. 収納サイズと重量

車でキャンプに行く場合はそれほど問題になりませんが、積載量が限られている軽自動車や、荷物が多い場合は収納サイズも重要です。

4. 耐荷重の確認

自分の体重より余裕を持った耐荷重のモデルを選びましょう。一般的なキャンプチェアは80〜150kgまで対応しているものが多いですが、安価なモデルでは耐荷重が低いことがあります。

予算帯別おすすめ

3,000円以下(コスパ重視)

入門向けのリーズナブルなチェアです。ドンキホーテやホームセンターでも購入できるブランドが多く、初めてキャンプをする方やサブチェアとして使う場合に向いています。

  • ポイント:機能より価格重視でOK。ただし耐荷重と座り心地は確認を
  • 代表的な選択肢:Coleman(コールマン)エントリーラインシリーズ

5,000〜10,000円(ミドルレンジ)

このクラスになると座り心地、耐久性、デザインが一気に向上します。アウトドアブランドの定番モデルが多く、「長く使える1脚」を探しているなら最もコスパが高い価格帯です。

  • ポイント:素材(スチール vs アルミ)と収納サイズをチェック
  • 代表的な選択肢:Helinox(ヘリノックス)エントリーモデル、LOGOS(ロゴス)ハイバックチェア

15,000円以上(プレミアム)

有名ブランドのフラッグシップモデルや、超軽量・超コンパクトなモデルがこの価格帯に集まります。一度座るとその差がはっきりわかる、快適性と耐久性を両立したチェアが揃っています。

  • 代表的な選択肢:Helinox チェアワン、Snow Peak(スノーピーク)ローチェア30

車中泊での活用シーン

キャンプチェアは車中泊でも大活躍します。

道の駅・RVパーク滞在時
駐車スペースにチェアを出して外気を楽しむ場面でコンパクトチェアが重宝します。車から出し入れしやすいよう、収納袋付きの折りたたみチェアがベストです。

SA・PAの休憩
高速道路のSAやPAで仮眠・休憩する際、車外で少し体を伸ばしたいときにも役立ちます。小さく折りたたんで車のトランクやシート下に収納できるモデルがおすすめです。

車中泊ベースのデイキャンプ
前泊車中泊→翌日キャンプというスタイルの場合、荷物を最小限にしたいことが多いです。兼用できる軽量コンパクトチェアを1脚用意しておくと荷物を減らせます。

まとめ

キャンプチェアはスタイルと用途で選ぶのが基本です。

  • 焚き火を楽しみたい → ローチェア
  • 快適に長時間過ごしたい → ハイバックチェア
  • ソロ・車中泊でコンパクトに → 軽量折りたたみチェア

初めての1脚なら5,000〜10,000円のミドルレンジがおすすめ。座り心地と耐久性のバランスがよく、長く使えます。お気に入りのチェアがあると、キャンプ場に到着してセッティングする瞬間からワクワク感が増しますよ。